Yellow

今回は黄色についてです。

黄系統の色

一口に黄色やイエローといっても様々な種類があります。
黄系統の色の一部を紹介します (色はイメージです)。

色名説明
ジョンブリアンジョンブリアンは鮮やかな黄色でフランス語で輝くような黄色という意味があります。中世ヨーロッパではナポリの黄色と呼ばれ元はイタリアの画家に多く使われていました。
クロムイエロークロムイエローは明るく発色が良い黄色ですがクロム酸鉛を主成分とし毒性があります。フィンセント・ファン・ゴッホが好んだ色で「ひまわり」にも使われているといいます。
ブロンドブロンドはやわらかい黄色です。ブロンドという言葉は金色と明るい茶色の中間色を指し金髪の色を表す言葉として使われています。
カナリーイエローカナリーイエローはカナリアの羽の色のような鮮やかな黄色です。有名なカナリーイエローはサッカーのブラジル代表のユニフォームでその色からカナリア軍団と呼ばれています。
クリームイエロークリームイエローはごく薄く淡い黄色です。生クリームよりも黄色く、カスタードクリームより白色でクリーム色やクリームホワイトといった呼び方もあります。
檸檬色れもんいろ檸檬色は鮮やかな緑みがかった黄色です。レモンという単語は日本では爽やかさのイメージを持ちますがアメリカでは欠陥品を表します。
卵色たまごいろ卵色は卵黄のような赤みを帯びた明るい黄色です。なお他に卵に関連する色では卵殻のような薄黄色の鳥の子色があります。
苅安色かりやすいろ苅安色は日本の伝統色で青みがかった黄色です。苅安はススキの仲間の草で刈りやすい為、黄染色の染料として多く使われました。
花葉色はなばいろ花葉色は赤みがかった黄色で花葉は菜の花の花弁に由来します。かさねの色目の一つでもあり表が香、裏が青の春に用いられる配色となっています。
山吹色やまぶきいろ山吹色は山吹の花のような赤みがある鮮やかな黄色です。また小判の黄金色を山吹色に喩えることもあります。